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新しい家族を迎えること【3】

それでも、すぐに新しい子を迎えるのはやはり罪悪感がありました。
1年後、2年後…そう考えては、余りに遠い未来のように思えていました。

らぶのいない1日は、とてつもなく長いものでした。

そんなある日、私は大きなショッピングセンターに行きました。
ふらっと立ち寄ったペットショップで、ゴールデンの子犬を見つけます。

私は日本のペットショップ制度は嫌いなのですが、
その時ばかりは見入ってしまいました。

よほど物欲しそうな顔をしていたのか、
店員さんが「抱いてみますか?」と話しかけて来ました。
断れる訳もなく、促されるままに消毒をし、ゴールデンを抱き上げます。

小さな体から伝わる体温が懐かしくて、涙がこぼれました。
らぶを初めて抱いた時と同じ、子犬のにおい。優しい体温。

じゃれて甘噛みをする子犬を見ていると、
これまで我慢してきた感情が溢れ出しそうになりました。
犬に触れていたい。

帰ってから家族全員で、どうしたら犬が飼えるかを話し合いました。
子犬の世話のこと、しつけのこと、お金のこと。
本当に不可能がないか、何度も話合いました。

そして、また犬を迎えたいという方向に話は進みました。


正直なところ、らぶが旅立ったあの日から
何をしていても取り残されているような感覚があります。
だから、今回犬を迎えることも何処か蚊屋の外のような気すらします。

今の私の判断が、本当に正しいかどうか、分からないのです。
新しく来る子を利用してしまうかもしれないという恐怖は、消えたわけではありません。
でも、この傷を癒してくれる他の方法が、何も見つかりませんでした。

らぶは、新しい子を迎えること、許してくれるかな?
みんな寂しくて寂しくてたまりません。
本当はね、らぶが戻って来てくれれば、それでいい。そう思っているよ。
by i..mana
21:32 | さくらとこむぎを迎えるまで | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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