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by i..mana
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新しい家族を迎えること【1】

らぶが亡くなってしばらくすると、母が犬を飼いたいと言い出しました。
寂しくてたまらない、と。何をするのにも涙が出てしまう、と。


私もとてつもない虚無感を胸に日々を過ごしていましたが
新しい子を迎え入れるに当たっては、様々な想いが交差していました。


まず、らぶに対しての申し訳ない気持ち。

寿命を全うさせてあげられなかったらぶがいるのに、
他の子に愛情を注ぐということが、残酷なものに思えて仕方なかったのです。
これから先、散歩に行ったり、一緒に出かけたりする時、
どんな想いで見ているのだろうと感じました。
らぶにしてあげられなかった事をする時、どんなに悲しいだろうと思ったのです。

らぶは家族を愛していました。
その家族が自分のいないところで新しい家族と暮らす。
らぶの想いを考えると、涙が溢れました。

そんな悲しい想いはさせられない。
だから、もう犬を飼うのはやめたいとも考えていました。

そしてもうひとつ。
新しく迎える子に対しての申し訳ない気持ち。
犬はどの子もとても可愛いと思います。

しかし、私にとってらぶ以上の子は見つからないと思っていました。
(今も少し、そう思っています)

だから、新しく来た子を愛せるかどうかが分かりませんでした。
そして、どこかでらぶの代わりとして、
言葉は悪いですが「利用」してしまうのではという想いもありました。

私はらぶの死がどうしても受け入れられず
犬を見てはらぶと似ているところを必死で探していました。
どうする訳ではないのに、何処かにいるはずのらぶの姿を探し続けているのだと思います。

そんな私が同じ犬種を飼うということは
その子を通してらぶ探してしまことになると感じました。

しかし、新たに迎え入れる子もまた、代わりなどいない一つの命です。

私はそれが怖かったのです。
親犬が命賭けで産み落とし、涙が出るほどの愛情を注いだ大切な大切な一つの命を、
私は自分が失った命の代わりにしてしまうかもしれない。

そして、それが違うと気づいた瞬間に、愛情を注げなくなってしまうかもしれない。
そんな不安を胸に抱きました。

そんな想いを抱く一方で、もう一度ラブラドールと暮らしたいという気持ちは
日に日に強くなっていきました。
何をするにも、いつも動物と一緒にいた私は、らぶのいない日々を過ごすことが
苦痛以外の何ものでもありませんでした。

柔らかい毛。
優しい目。
いたずらな尻尾。
触れたくて触れたくて、気が狂いそうでした。

でも、やはり飼うのはやめよう。そう思っていました。
by i..mana
21:27 | さくらとこむぎを迎えるまで | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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