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その時

※らぶの死について書いているカテゴリです。
気分を害される方もいらっしゃると思いますので
その可能性のある方はエピソードメニューから見て頂けると
ペットロス系の記事は辿り着かずに読んで頂けます!


そう、らぶは私たちを待っていたのです。
病院に行ってらぶに駆け寄り声を掛けると、らぶはこちらをじっと見て尻尾を振りました。
私はこの時のらぶの顔を、今でもよく覚えています。

「良かった…」と言って涙を流したその時でした。
らぶの体がのけぞり、口から胃液のようなものが出てきました。

じめじめと暑い季節だったのに、全身が震えるほど寒かったのを覚えています。
膝がガクガクと振るえ、立っているのが精一杯でした。

すぐに先生が駆け寄り、らぶは注射を打たれたり、心臓マッサージをされてりしていました。
診察台のすぐ横で、私は何だか夢を見ているみたいでした。
時間に置いていかれてしまったような、窓の外からその様子を見ているような…。
そんな時なのに、何だか現実には思えなかったのです。
映画か何かを見ているような気分でした。
ただ、自分の全身が驚くほど寒かったのを覚えています。

次々に打たれる注射を見て「もうやめて」と叫びたくなりハッと我に返りました。
その声はただ「いやだ、いやだ」という声になって自分の耳に響きました。

らぶをしっかりと見たいのに、涙で見えません。
らぶに呼びかけたいのに、声も出ません。
らぶを撫でたいのに、手が動きません。

金縛りにあったみたいに、体が硬直していました。
頭を大きな石で打たれたみたいな痛みが何度も何度も繰り返されました。

そのまま、らぶの意識は戻りませんでした。

「もう、自分で心臓動かせないから」。
その言葉がどこか遠くで聞こえたみたいでした。

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by i..mana
21:12 | その時のこと | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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